先日 ある若いメンバーさんから 電話を受けた
か細い声で いきなり
「 スイマセン! 」 だ、つた
内容は こうである
お客さんと 対局中の事、オーラスの 局面、本人は わずかな差の 2着目だったらしい
上家(かみちゃ)からの リーチが かかった
ついつい 「チー』 としかけてしまった、本人は 断公(たんやお) のみの 千点のてでした
自分で 2着でよいと 納得したんだそう
「お前、リーチじゃなきゃ そんなの 仕掛けないだろう」
「、、、、、、、、、、、はいっ!。」
彼は 言い訳をしていた、それが かわいらしく ちょっと 親身に聞いてやることにしたんです
色々 仕事の話を 聞きながら 本人の考えや 性格、行動を 描いてみた
案外 良いやつだったね
メンバーというのは 麻雀が 上手いとか 強いとか言う前に 接客業として プロであるべきです
常に 残り3人の お客様に 不快な思いをさせないように 気を配るべきです
彼は 日ごろから お客様を気遣い、人気者である
ところが 根っからの 麻雀好きなのが 玉にキズ、どうしても 入り込みすぎる 性格のようだ
ふところを 深くして!
その回だけじゃなく その次も、そして明日も、あさっても 麻雀は 続きます
もう少し あせりの気持ちを 捨て、動じない 余裕のこころで 働いてみたら どうなんだろう
深呼吸をし、鼓動をおさめて もう一度 卓内に 入ってくれ
お客さんに 楽しんでもらうには まず そのお客さんの 性格を 知るのが 一番です
その 判断が 彼には まだ 難しいようでしたね
基本的に うちの店には 打ち方の ルールはありません
ヒラで お客さんと 打ち合う、それが 麻雀を楽しむ 最高の スタイルだと 思いますね
ただ できる限り お客さんに 不快感を 持たせない
それだけ 守ったり、守ろうとする 気持ちがあれば 大丈夫
彼は 1時間後には 笑顔で お客さんに 愛想をふりまいてたそうだ
形は 大事です。
しかし 形なんてのは 誰でも 簡単に 覚えられるもんです
一番は 人間が まともだったら 全然 良いことだよ
反省をして、また 同じ事をする、そしたら もう一回 反省すればよい
そして またまた やってしまったら、 またまた 反省すりゃ 良いんじゃないの
頑張れ 新人!